導入文
ロイロノートは、タスク管理やメモ共有をシームレスに行えるクラウド型ノートサービスです。
Web管理画面を使えば、ユーザー管理、権限設定、テーマ変更など、組織単位での運用を効率的に行えます。
この記事では、ロイロノートの管理画面を初めて操作する方でもスムーズに設定できるよう、ステップバイステップのガイドを掲載します。
実際に画面を見ながら設定を進めるイメージで進めてください。
注意
ここで紹介する手順は、ロイロノートの最新版(2026年2月時点)を想定しています。
UI の微細な変更はあるかもしれませんので、公式ドキュメントも併せて確認してください。
2-1. ロイロノートへのログイン
-
ブラウザでロイロノート公式サイト( https://royar.net )へアクセス
企業専用インスタンスにアクセスする場合は、会社から提供された専用 URL を使用してください。 -
管理者アカウントでログイン
- メールアドレスとパスワードを入力。
- 2FA(双方向認証)が有効の場合は、コードを入力しログイン完了。
ポイント
最初にログインした後は、ブラウザの「自動入力」機能でパスワードを保存するように設定すると、次回以降のログインが快適です。
2-2. ダッシュボードの全体像を把握
管理画面のトップに表示されるダッシュボードは、以下の要素で構成されています。
| セクション | 主な機能 |
|---|---|
| ユーザー一覧 | 現在のユーザー数、アクティブ・非アクティブの統計 |
| プロジェクト/ワークスペース一覧 | 共有されているワークスペースとそのステータス |
| 設定メニュー | 一般設定、セキュリティ、通知設定など |
| ヘルプ | FAQ、サポート窓口へのリンク |
| 通知アイコン | 未読通知、システムメッセージの通知 |
スクリーンショット例
例:
※実際の画面は環境により異なります。
2-3. ユーザー管理
2-3-1. 新規ユーザーの追加
- メニューから 「ユーザー管理」 を選択。
- 「ユーザー追加」ボタンをクリック。
- 必須項目を入力(メールアドレス、氏名、役職)。
- 役割 を選択(例: 管理者、編集者、閲覧者)。
- 「送信」→招待メールが送付され、ユーザーが本人確認とパスワード設定を完了すれば追加完了。
ヒント
役割は後から個別に変更可能です。必要に応じて、権限レベルごとにテンプレートを作成しておくと管理が楽に。
2-3-2. 既存ユーザーの権限変更
- ユーザー一覧で対象ユーザーを検索。
- 行の右側にある「編集」ボタンをクリック。
- 役割タブ で権限を選択し、「保存」。
- 変更内容は即時反映されます。
2-3-3. ユーザー属性の一括更新
| 方法 | 手順 |
|---|---|
| CSV インポート | ユーザー管理 → インポート から CSV ファイルをアップロード。ヘッダー項目は「email, name, role, status」等。 |
| API 連携 | API Key を取得し、スクリプトで POST /users エンドポイントにリクエストを送信。 |
ポイント
CSV インポート時は必ずバックアップを取り、フォーマット通りにデータを入力してください。
API での操作は、管理者が OAuth2 でアクセス許可を付与した上で実施します。
2-4. ワークスペース設定
2-4-1. ワークスペース作成
- 「ワークスペース管理」へ移動。
- 「ワークスペース作成」ボタンをクリック。
- ワークスペース名、説明、共有範囲 を設定。
- 必要に応じて 既存ユーザー を招待。
- 「保存」後、ワークスペースが一覧に追加されます。
2-4-2. アクセス権限調整
- パブリック:組織内どのユーザーでも閲覧/編集可。
- プライベート:招待ユーザーのみアクセス可。
- カスタム:ユーザーごとに細かい権限設定(閲覧権限のみ、編集権限あり等)。
設定はワークスペース詳細画面の 「権限」タブ で変更可能です。
2-4-3. テンプレートワークスペースの作成
- 既存ワークスペースをベースに 「テンプレート化」 を選択。
- トップ画面の 「テンプレート一覧」 から作成したテンプレートを呼び出せます。
- 新規プロジェクト立ち上げ時に一括で設定を反映できるため、標準化に役立ちます。
2-5. セキュリティ設定
2-5-1. パスワードポリシー
- 「設定 → セキュリティ」へ。
- パスワード長、複雑性、ロックアウト 等のポリシーを設定。
- 変更は即時有効。ユーザーは次ログイン時にポリシーに即したパスワードで更新するよう促されます。
2-5-2. 多要素認証 (MFA)
- 「設定 → セキュリティ」へ。
- 2FA を有効化し、利用可能な認証方式(Authenticator アプリ、SMS、メールなど)を選択。
- 全管理者に対し、MFA を必須 に設定すると、セキュリティが飛躍的に向上します。
2-5-3. IP アクセス制限
- IP フィルタリングで社内ネットワークからのみログイン許可する設定が可能。
- 「設定 → ネットワーク」 で IP 制限リスト を入力。
- 変更は即時適用され、リスト外からのアクセスはブロックされます。
2-6. 通知とメール設定
2-6-1. 通知ルールのカスタマイズ
- 「設定 → 通知」へ。
- イベントタイプ(タスク割り当て、コメント追加、期限切れ)ごとに通知先(メール、Slack、Teams)を選択。
- 頻度(即時、1時間ごと、日次)を設定できるため、情報過多を防止します。
2-6-2. メールテンプレートの編集
- 送信メールのサブジェクト・本文をカスタマイズ。
- プレースホルダー
{{user.name}}、{{task.title}}等を利用し、個別化されたメールを送信できます。
2-7. テーマとカスタマイズ
ロイロノートはデフォルトテーマが複数用意されていますが、企業ロゴやブランドカラーを反映したカスタムテーマを作成することで統一感が高まります。
- 「設定 → デザイン」へ。
- 「カスタムテーマ作成」ボタンをクリック。
- 色コード、フォントファミリ、ロゴ画像 をアップロード。
- 「プレビュー」で確認後 保存。
- 全ワークスペースや個々のユーザーに適用することができます。
2-8. API と統合
ロイロノートは RESTful API が充実しており、外部ツールや社内システムと連携が可能です。
| エンドポイント | 主な機能 |
|---|---|
GET /tasks |
タスク一覧取得 |
POST /tasks |
タスク作成 |
PATCH /tasks/:id |
タスク更新 |
DELETE /tasks/:id |
タスク削除 |
- API キー は「設定 → API」から発行。
- API 利用時は rate limit に注意してください(1分間に 1000 リクエスト など)。
例:Python でタスク取得
import requests
API_KEY = "YOUR_API_KEY"
BASE_URL = "https://royar.net/api/v1"
headers = {"Authorization": f"Bearer {API_KEY}"}
response = requests.get(f"{BASE_URL}/tasks", headers=headers)
tasks = response.json()
for t in tasks:
print(f"{t['id']} - {t['title']}")
2-9. バックアップと復元
2-9-1. 自動バックアップ設定
- 毎日 22:00 UTCに全データ(タスク, ノート, ユーザー情報)は自動でGoogle Cloud Storage へバックアップされます。
- バックアップの保存期間は 90 日(企業ポリシーで延長可)。
2-9-2. 手動バックアップ
- 「設定 → バックアップ」へ。
- 「手動バックアップ」ボタンをクリック。
- ダウンロード(.zip)または Cloud ストレージ へ送信を選択。
2-9-3. 復元手順
- バックアップファイル(.zip)をアップロード。
- 「復元」ボタンをクリック。
- 選択した日付の状態にリセットされます(注意:既存データは上書きされます)。
2-10. よくある質問 (FAQ)
| 質問 | 回答 |
|---|---|
| 管理者権限を持つユーザーを追加したいが招待メールが届かない | まず、メールアドレスが正しいか確認し、スパムフォルダをチェック。もし届かない場合は、管理者が手動でユーザーを追加してください。 |
| 複数のユーザーを一括で権限変更したい | CSV インポートで role を一括更新するか、API の PATCH エンドポイントを利用して一括変更が可能です。 |
| ロイロノートのアップデート通知はどこで確認できるか | 「設定 → アップデート」から最新リリース情報を確認できます。自動更新を有効にすると、管理ダッシュボードに通知が表示されます。 |
| 外部アプリと連携できる API 限定時間はありますか | 通常は 24 時間連続利用可能ですが、大量アクセスが予想される場合は事前にサポートへ相談してください。 |
| 企業の専用インスタンスの設定を変更したい | 専属運用担当者に連絡し、設定変更の手順と影響範囲を共有してもらいましょう。 |
まとめ
- ロイロノート管理画面へのログイン
- ダッシュボード全体像の確認
- ユーザー管理・ワークスペース設定
- セキュリティと通知の最適化
- カスタマイズ (テーマ, API)
- バックアップ&復元
このガイドを参考にすれば、組織全体でロイロノートを安全かつ効率的に運用できるはずです。
管理者の皆さまは、日常的にこの設定を活用して、チームの生産性をさらに高めてください。


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